比較的浅い深さで支持層が出てくる場合に、支持層に達するまでの軟弱な地層を無筋のコンクリートに置き換えることで、建物の重量を支持層に伝える工法。
3世代住み継がれることを可能とするため、コンクリートに対する水の比率を50%以下※にし、主要構造部分の壁は、コンクリートの中に二重に鉄筋を配したダブル配筋。柱部分は継ぎ目のない溶接閉鎖形帯筋で巻くなど、耐震・耐久性に優れた構造を追及しました。
※一部を除くLow-E複層ガラス
遮熱高断熱ペアガラスは、Low-E膜の働きで、日射熱を低減するとともに、冬の室内の暖かさを逃さないため、冷暖房負荷を通常ペアガラスに比べて大幅に削減します。
T-2等級のサッシ
サッシには防音効果の高いT-2等級のサッシを採用。T-2等級とは、JIS(日本産業規格)に定める遮音等級を表し、約30dBの遮音性能があります。
Aタイプ・Bタイプ間の戸境壁に耐火間仕切りに吉野石膏のA-2000・WIストロングを採用しています。厚さ0.8mmの薄鉄板を用いて堅牢性と遮音性能を格段に向上させました。
室内に小梁の出ない中空スラブ工法を採用することで、広々とした空間を生み出しました。また、高い遮音性を得るため、床のコンクリートスラブ層は約250mm〜300mmを確保。さらにスラブとフローリングの間に空気層をはさんだ二重床構造としました。スラブ面と床材面をクッションゴム付の脚で支え、音の伝達を防ぎます。
※一部在来スラブ(スラブ層:約180〜250mm)となります。公正な審査・検査で評価される
「住宅性能表示」制度
住宅性能表示制度とは、新築住宅の性能を10分野に分けて、全国共通のルールに基づいて第三者が客観的に評価し、等級や数値をわかりやすく表示する制度です。設計者や施工者、販売者に関係のない第三者が評価することで、安心して住宅を取得することができます。国土交通省(九州地方整備局)に登録した第三者機関が共通のルールにのっとって評価するため、客観的かつ公平な評価となります。また等級表示または数値表示で性能が表示されており、他物件と比較しやすいのが特徴です。建設住宅性能評価書が交付された住宅については、トラブルが生じた際、国土交通大臣が指定する「指定住宅紛争処理機関」に紛争処理を申請でき、調停・あっせん・仲裁を受けることができます。
BELS(ベルス)とは、新築・既存の建築物において、第三者評価機関が省エネルギー性能を評価し認証する制度です。性能に応じて5段階で★表示されます。
住宅の品質確保の促進等に関する法律により、コンクリート躯体の亀裂・破損など、構造耐力上で主要な部分と、雨水の侵入を防止する部分に対しては10年間の品質保証を行っています。建物完成後、3ヶ月・1年・2年を基準に定期点検を実施し、ご入居者様のマンションライフをサポートします。
「グランドオーク別府ステーションリンク」では、快適な生活の維持とマンションの資産価値を保つために、建物共用部分の修繕計画を30年間の長期にわたり計画を策定しております。外壁や共用廊下などの建物と電気設備や給排水菅等の設備部分まで建物全体にわたり修繕計画をご提案しております。
①万が一の地震に
備えた対震枠
地震時に玄関ドアが開かなくなるトラブルが発生するケースがあります。そこで枠とドアの間に充分なスペースを確保した対震枠を採用し、避難口として確保できるよう配慮しました。
②対震ドアガード
地震発生時にドアガードを使用している場合、枠が変形すると、ドアガードを外すことができなくなり、ドアが開かなくなる恐れがあります。そこで付け根部分のクリアランスを大きくした対震ドアガードを採用しています。
③対震錠受
地震で外圧がかかると対震ストライクがつぶれて衝撃を和らげますので、枠が変形しても、ドアを通常の力で開放することができます。
④指はさみ防止率
ドアと枠の間のヒンジ部にすきまをつくらない構造で、指がはさまる心配がありません。